何故か負けたくないチームっていうのがありまして・・・
どこにも負けたくはないのですが
ここだけは、みたいな。
野球でもそういうのあるのかしら?
なんて思ったりしています。
で、今日はそんな相手チームに勝ちました
スタジアムはすごく盛り上がった事でしょう
前はこんな時良く思ったものです。
何で私はここにいるのかな?
どうしてこんな大事な試合の日に
スタジアムにいないのかな?と・・・
今は少し違います。
行きたいのは事実ですよ
病院よりもスタジアムの方がいいに決まっています。
でも、そんなの私だけではない
私よりも大変な人だってたくさんいるし
命が助かった今
そんな事も思えるようになりました。
ただし人間、欲は深いもの。
それに、ここで止まってはいけないとも思います。
命が助かったからこれでいいと思ったら
この先前に進めません。
助かったからこそ出来る事
やりたい事
必ずあるはずですから。
あの時は命さえ助かれば、と思っていましたが
今はこの発疹が綺麗に消えて欲しいとか
試合を観に行きたいとか
美味しい物食べたいとか
欲が出てきました。
それでいいと思います。
前へ前へ進まないと。
今日の試合で又
前へ進むこと教えてもらいました。
ありがとう
今日はもうひとつ良い事があったのですが
又明日ご報告しまぁ~す
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昨日の続きです。
抗がん剤でがんを叩き
血液も作れないようにして
最後は放射線を全身照射します。
そして当日。
新鮮な骨髄液は先生自らの手で運ばれてきます。
当然、病院も場所も患者の私達には知らされません。
大きなパックに入って
看護師の手から点滴台に掛けられ
「さぁ、始めますよ。」って・・・
骨髄液を見た時は泣けました。
どこに向かって言えばいいのかわかりませんが
「ありがとうございます」
と言いながら泣けました。
点滴で患者の身体の中に入っていきます。
胸から入っている点滴の管を通って
身体の中に入るのですが
その瞬間はわかります。ツツーって冷たい感覚があります。
15分おきに熱を測り、脈をみて、血圧をみて、
これで4時間ほど。
終了です。
手術とは違うので
家族もガラス越しに病室を見れますから
ずーっと見守る事も可能です。
ドナーさんに比べたら
点滴で済むのですから
申し訳ないほど楽に終わります。
最も戦いはその後じっくりと、なのですがね。
でも、それは新しい命があっての事。
あの骨髄液をもらえなかったら
私達患者の命は先が見えていたわけですから
その後の戦いは受けて立ちましょう!
の心構えがなければなりません。
そしてこの大きな喜びは
「30万人からの奇跡」ではなく
平等に分けられる日がいつか来なくてはいけないと思います。
骨髄バンクに関わっている全ての方にありがとう
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とっても大変なのはドナーさんです。
全身麻酔で骨髄液を取ります。
摂取する量は患者さんの体重に比例しますから
色々ですが、女性か男性かにもよるようです。
4日ほど入院も必要です。
もちろん、きちんと経過を見て
順調なことを確認するのに必要な日数です。
お仕事も休んで頂き
全身麻酔も受けるドナーさんには
本当に頭が下がる思いでいっぱいです。
そして頂く私達患者は
10日程前から準備にかかります。
それまでにも時間をかけて病気を取り除くべく
抗がん剤で治療をしていますが
最後の治療に入ります。
がんだけではなく
血液を作る働きを止めるようにします。
薬でそんな事までできるのです。
抗がん剤はそんな薬です。
ですから髪の毛が抜けたり
爪の色が変わったり
抵抗力がなくなったりするわけです。
・・・と少し難しく怖い話になったりしちゃいました。
でも、事実を少しでも知って欲しいので。
長くなると読むのも大変ですよね
今日はここまでで。
私も長くなると少し疲れます。
続きはまた明日
色々教えてくれる看護師にありがとう
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事務局Mです。
★シノさんが、めでたくブログに復帰しました。嬉しいです!
シノさんがお休みの間の繋ぎで、文章力ない私が恥ずかしながら参加させてもらいましたが、書き出してみると、自分が思ってる事・怒ってる事・皆さんに伝えたい事など色々あって、ブログというより、コラム的な感じで何とか続けられました。まだまだ伝えたい事もあり、シノさん・スタッフの了承も得られましたので、今後も不定期で、たまにお邪魔させて頂きますので、よろしくお願いします。
声を出そうよ!
がん患者や、その家族を歌で元気づけようと、乳がんを克服した山田邦子さんが呼びかけた「スター混声合唱団」が発足しました。メンバーは同じくがん体験した鳥越俊太郎さん、倍賞千恵子さんら19人。月1回チャリティーコンサートを開く予定との事。がんになると、本人の辛さに加え、家族の肉体面・精神面の疲労も生じてしまいます。そんな家族も応援しよう!という趣旨で、とても良い企画ですね。
唄ったり、声を出すって体に良いですよね。私もたまに会社の同僚とカラオケに行きます。若い子達はヒップホップ系の流行の歌を唄う中、オバサンお構いなしに松田聖子や竹内まりやなど古い歌を唄って浮いてます。(笑)でも、若い子も「その歌、お母さんが唄ってるから知ってる」と言って(泣)一緒に歌ってくれたりします。嬉しいです。でも、カラオケは出来れば同年代で行ったほうが、より楽しいかも・・。(汗)
そして何よりレッズ戦!スタジアムで力の限り声出して応援するのって、本当に気持ちいいんです!勝てば、ますます元気になれます。去年のACL準決勝・決勝の翌日は声がガラガラで出ませんでした。嬉しい痛みでした。私だけ?って思ってたら周りのレッズサポは皆、同様の症状でした。(笑)
シノさんもきっと病室で、堪えきれず(堪えてない?)大声出してレッズの応援してることでしょう。
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