「シノさんを支援する会」活動完全終了
2007年骨髄移植の治療を受けるという決心をし
それを知ることとなった岡野雅行さんが発起人となって
「シノさんを支援する会」を発足して下さいました。
私は無事にドナーの方が見つかり
骨髄移植を済ませ
今こうして元気にしています。
あの時の皆さんの気持ち全てが
私の力となり生きる源となりました。
感謝の言葉だけでは表すことのできないことです。
いつも会っている仲間だけではありません。
会ったことのないレッズの選手の皆さん
会ったことのないレッズサポーターの皆さん
会ったことのない新聞を読んで下さった皆さん
本当に多くの方から支援をして頂きました。
病気という大きな痛手はありましたが
人の温かさ、感謝、命、等々
たくさんの宝物を得ました。
会も解散から3年が経ち
私の再治療も行われないという判断のもと
支援金の余剰金を全額骨髄バンクへ寄付して頂きました。
これですべての活動が終了しましたと
会の代表者からの連絡を受けました。
ご協力を頂いた皆様に感謝申し上げます。
会は終了しましたが
これからも微力ではありますが
骨髄バンクへの協力、献血活動への協力を
私のライフワークとして生きていきたいと思います。
そして中学の同級生、絵門ゆう子さんとの約束
「私はがんです」と言える社会作り。
残された私は約束を守ることしかできません。
病院で知り合った仲間も多くの人が先に逝ってしまいました。
それでも私は生きています。
申し訳ないと思いながら生きています。
生きたい、そう思う気持ちは誰でも同じなのに・・・
そんな運命の中
出来ることを少しでもやっていきたい。
まだまだ皆に甘えている私ですが
少しづつ前へ進んでいます。
本当に本当にありがとうございます。
会に携わって下さった皆さんにも・・・
長い間ありがとうございました。
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