先週の出来事ですが・・・
ハローワークから紹介があって
ある会社に行って来ました。
はい、面接です。
どなたでもご存知の大きな会社。
さいたま新都心にあり
通勤至便
仕事も事務職という事で。
私と同年代ほどの男性二人と面接
色々な質問の後
「病気の名前は?」。。。「悪性リンパ腫です」
「それはどんな病気?」。。。「血液のガンです」
「そのガンは進行性?」。。。「・・・・」
何を聞きたかったのでしょうか?
私の余命?
私だって知りたいですよ~
じゃあ貴方の余命ってわかります?
そう言い返したかった。
慢性のがん
なんて聞いたことがないし。
進行性だったら、こんな所へ来て
貴方となんて面接している時間もったないし。
50も過ぎた良識ありそうな方が
この質問。
驚きでした。
面接の後に適正試験とやらがあるのですが
こちらからお断りさせて頂きました。
駐車場の確保ができないので
借りるとしたら自己解決になるそうなので
一応それを理由に
「物質的に無理だと思いますので」と。
お互いに時間の無駄を省きましょうと。
でも、ちょっと不満が残っていたので
最後に気持ちは伝えました。
がんの人に「進行性ですか?」という質問は
いかがなものでしょうか?
多分、皆さん良い気持ちはしないと思います。
「がん」は不治の病ではありません。
人に隠す病気でもありません。
今日元気な人も明日はどうなるかわからないのですから
そういう意味では皆、進行性だと思います。
そこで謝られてもね。
別に私に謝って欲しくて言ったわけではなく・・・
ちょっと不満でちょっと悲しかったのです。
まぁ、そんなわけで却下してきました。
でもぉ~きっと同じような質問をしているんだろうなと。
障害者を対象に募集している企業ですが
ケガが原因だったり
先天的なものだったり
色々な原因があるだろうけど
皆に聞いているような気がします。
「これから先悪くなることはありますか?」
なんてね。
私も進行性以外にも聞かれました。
「頭に転移するとか上腕が利かなくなるとか可能性ありますか?」と。
そんな事私にだってわからない。
ドクターだってわからないって言ってるし。
私たちが求めているのは
将来の可能性であり
治る見込みであり
社会への参加であるのになぁ
で、そこの会社。
大きい会社なので、そこはそれ。
設備も整っていて
障害者が働く為のセンターみたいになっているらしい。
完全バリアフリー
トイレも男女別に車椅子用がある。
残念なのは駐車場確保ができないという事かな。
公共交通機関利用と言っても
北浦和はエレベーターないし
バスは混雑時の利用は大変難しい。
何よりも残念なのは
総務人事担当の面接の方か!!??
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