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シノさんの日記

2000年に悪性リンパ腫を発症し、2008年骨髄移植を行い、治療を続けているシノさんの近況ブログです。

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広めたい!「クリック募金」

事務局Mです。



 先日放送された骨髄バンクのドラマ「三十万人からの奇跡」を見た際、テレビ東京のHPを何気なく覗いたら、ドラマにちなんだ「クリック募金」をやっていて、初めてその存在を知って、早速クリックさせて頂きました。



 企業のHP上で、寄付を必要とするNPOなどのボタンを1回クリックすると、企業がその人に代わって1円を寄付するという仕組み。なんて画期的なんだろう!どんな人が考えたんだろう?と思ってたら、先日この仕組みを米国から日本に持ち込んだ方が新聞で紹介されてました。ディ・エフ・エフ社長の清水久敬(ひさゆき)さん。何と若干30歳!アメリカ留学中にクリック募金を知り、飢えに苦しむ人々を助けるため、国連世界食糧計画(WFP)に募金を届けるというもので、ワンクリックで1.5杯分の栄養食になる。という仕組みに感動し、是非日本にも広めたい!と思ったそうです。


 帰国後ポータルサイトを開設し、実施してくれる企業を募り、そこから契約料を受けてサイトを運営するビジネスを開始したが、「募金は本来、寄付しようとする人が払うもの」という概念から、企業集めは難航し、興味を示してもらえても、いざ導入となると二の足を踏む企業も多かったとの事。現在は、キリングループ・コスモ石油など大手企業中心に約50社が導入し、寄付総額は今年3月末時点で、約1億8000万円に達し、難病支援や途上国での医療活動、環境保全など様々な資金にあてられてるそうです。



 導入した企業からは「クリック募金へのアクセスが多く、自社のホームページの閲覧数が大きく伸びた」と喜びの声も届き、企業としても、社会貢献しながら宣伝効果も望めるこのシステム。もっともっと多くの企業に参加してもらいたいです。



 こんな素晴らしいシステムを持ち帰ってくれた清水さんに感謝です。

 私もまだ知らない人に、是非伝えて行こう!と思います。




クリック募金
http://www.dff.jp/



骨髄バンククリック募金
http://kakaku.com/donation/

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2泊3日の旅から戻りました
はい、再び外泊許可が出て家に帰っていました
先週は1泊、今週は2泊、
少しずつ伸びています。

今回は2泊かぁ~少しゆっくりできるなぁと
思っていましたが
なんてぇ事はない
早い早い
あっと言う間の3日間でした。

久しぶりに食事の支度もしてみました
できるもんなんだぁ~
忘れはしないのね

また少し普通の幸せかみ締めました
お料理できる事
家族の帰りを家で待つ事
「おかえりなさい」と言える事

ありがたい事です

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そう言えば・・・

治療というのはいつから
していないのでしょう?

移植が終わってから
長い間点滴はしていましたが
投薬ではありませんでした。

腎臓に負担をかけないよう
水分補給を目的の点滴でした。
高熱もなく、GVも重篤ではなく
栄養も何とかクリア

気がついたら
移植前の抗がん剤以来治療目的の点滴は
していませんでした。

何だか私って凄い!
と今日改めて思ったのです。
でも、これは私だけの力ではなくて
たくさんの人からの応援があっての事だと
それも改めて思いました。
何かが私についたとしか思えないのです。

目には見えない
何かとても大きな力
私にはそんな力がついたのです。
これからは、その大きな力をもって
生きていくのですから
何でもできるような気がします。

大きな力を ありがとう

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タイヤ

車椅子のタイヤって
やっぱり減るのよね・・・
4年も経っていました、新車から。

気がついたらタイヤがツルツルで
空気は入れても入れても
2,3日で減っていく

レッズに合わせて
タイヤの色は赤!
でも、こんなタイヤじゃかわいそうね
4年も酷使していたとは

今日新品タイヤが届きました。
綺麗な赤で
溝もいっぱいあって
これで安心ドライブです

4年間ありがとう

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束の間

今日は仲間が退院して行きました。
まだ「おめでとう!」ではありません

血液科はそんな退院が多いのです。
治療を何回か繰り返します。
その間、全く帰れないのではなくて
入退院の繰り返し

時々イヤになったりもしますよ~
家に帰る時は嬉しいけど
後2週間後、1ヵ月後、
時期は色々だけど必ずここへ戻って来る
それがわかっての退院

今日のMちゃんもそうです。
でも、それだけ大事な日々を過ごす事でしょう。
毎日が大切です。
普通が一番と感じながら
普通でいられることの幸せをかみ締めて過ごすでしょう

私達はそんな素敵な事も知りました。
良い事もないとね。

去年、入退院を繰り返す中
仲間が言いました
「病院へ戻って来る時は刑務所へ行くみたいでイヤだったわ~」
って!
「私は刑務所へ行ったことがないのでその気持ちわからないよ~」
と返して皆で大笑いした事がありました。
そんな事で大笑いできるほど
この病棟は明るくて皆前向きです。

どうか、こんな前向きの私達に
治療の道を下さい。
善意あるドナーさんがいないと
治療もできないのです。

退院は束の間の幸せではなく
長い治療の後にくる
本当の退院に向かって
皆前を向いています。

仲間が近くにいる事で
力も湧いてきます
入院中も笑顔で過ごせます。
もちろん希望もあるからですが・・・

全国のドナーさんありがとう



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